金 4,261円 (+21)

プラチナ 4,685円 (+3)

7/11、ニューヨーク市場の金相場は続伸。一時1オンス=1300ドル近くまで上げ、約3週間ぶりの高値を付けた。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が金融緩和策を当面継続する考えを改めて示したことを受け、投資家がリスクヘッジとして金に買いを入れた。バーナンキ議長は10日、マサチューセッツ州ケンブリッジで開かれた会合で「当面は高度に緩和された金融政策が必要」と発言。これをきっかけに米株高とドル安が進行した。その前には6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、多くの委員が量的緩和縮小前に、雇用市場の土台がしっかりとしているか再確認すべきだとの意見を持っていることが明らかになった。INTL・FCストーンの金属アナリスト、エドワード・メア氏は「投資家はFRBが金融緩和策をなおも継続する可能性が大きいと見込んでいる」と述べた。10日以前は、エコノミストらはFRBが毎月850億ドルに上る債券購入の縮小に着手するのは9月だと予想していた。金現物は米東部時間午後2時(1800GMT)時点で、17.76ドル(1.4%)高の1281.40ドル。一時は6月24日以来の高値となる1298.36ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、32.50ドル(2.6%)高の1279.90ドルで終了。東京貴金属の金相場は反発。日中立ち会いは、ニューヨーク金時間外の急伸を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後、日銀が景気判断を上方修正したことなどから為替は円高・ドル安に振れたが、NY時間外が上げ幅を拡大したため堅調を維持した。終値は中心限月2014年6月先ぎりが前日比68円高の4106円、ほかは同68~70円高。銀は海外高を映し、同1円20銭~2円10銭高と反発。白金も同40~61円高と反発。NY時間外高と金先物の上昇を背景に売方の手じまい優勢に寄り付いた後、NY時間外の一段高を眺め水準を上げた。パラジウムは同17~63円高と上伸した。