金 4,229円 (+43)

プラチナ 4,622円 (+24)

7/9、ニューヨーク市場の金相場は力強い現物需要に支えられ続伸。中国のインフレを示す経済指標もリスク回避先としての金の魅力を高めた。中国国家統計局が同日発表した6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回った。先物市場で金が逼迫(ひっぱく)の兆候を示していることも投資家心理をかき立てた。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「金の一時的な不足で需要が驚くほど高まっていることから、明らかに現物市場は混乱している」と述べた。金現物相場は米東部時間午後3時34分(1934GMT)時点で、前日比11.50ドル(0.9%)高の1オンス=1247.39ドル。一時は1260.01ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、11.00ドル(0.9%)高の1245.90ドルで終了した。ロイター通信の予備データによると、出来高は30日平均を15%下回った。金上場投資信託(ETF)からの資金流出が続いており、金相場が新たな圧力にさらされる可能性があると、アナリストらは指摘している。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの金保有高は1.6%減の946.96トンと、2009年2月以来の低水準となった。投資家は、10日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨に注目している。東京貴金属の金相場は5営業日ぶりに急反発。中心限月2014年6月先ぎりは前日比123円高の4093円で取引を終了、一時4107円と6月24日以来約2週間ぶりに4100円台を回復した。他限月の終値は同123~129円高。日中立ち会いは、8日のニューヨーク金先物相場の上昇を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後も、NY時間外の水準切り上げに加え、円相場の引き緩みを眺めて買われ、約定価格帯を押し上げた。銀は金相場の上昇につれて期中以降の4限月が反発。終値は同2円~2円30銭高。白金は同143~160円高と大幅続伸。NY高を背景に高寄り後も、NY時間外の一段高や円安を映し、上げ幅を拡大した。パラジウムは出合いのなかった10月きりを除き、同62~89円高と続伸。