金 4,186円 (+38)

プラチナ 4,598円 (+70)

7/8、ニューヨーク市場の金相場は反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和縮小を早期に開始するとの懸念から過去2営業日続落したが、この日はドル安進行で安値拾いの買いが入った。また、米著名ヘッジファンドマネジャーのジョン・ポールソン氏が運用する金ファンドが先月、23%下落し、年初来で65%値下がりしたとのニュースを投資家らは消化している。FRBのバーナンキ議長が先月、経済が力強く回復しており、資産購入策を早ければ年内にも縮小できるとの見方を示してから、金相場は10%安となっている。前週末に発表された6月の米雇用統計では、就業者数は前月比19万5000人増加し、労働市場の改善が順調であることを示した。クレディ・スイスのアナリスト、カリム・チェリフ氏は「前営業日(5日)の下落は大きかったため、ある程度の反発は予想していた。ドルが序盤に上昇した後、値下がりしたため金相場は下落した後に値固めの動きとなった」と述べた。金現物相場は米東部時間午後4時11分(2011GMT)時点で、前営業日終値比12.18ドル(1.0%)高の1オンス=1235.49ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、22.20ドル(1.8%)高の1234.90ドルで終了した。金相場は第2四半期(4~6月)、23%安となり四半期ベースでは過去最大の下落となった。6月28日には約3年ぶりとなる1179.40ドルを付けた。ドルはこの日、対通貨バスケットで一時1.5%高となり3年ぶり高値を付けた後、投資家らの利益確定の売りで反落した。東京貴金属の金相場は4営業日続落。中心限月2014年6月先ぎりは前週末比39円安の3970円、他限月は同36~40円安で取引を終えた。日中立ち会いは、前週末5日のニューヨーク金先物相場の大幅下落を受け、手じまい売りが先行して始まり、その後も円の下げ渋りを背景に、軟調に推移した。銀も下落。終値は同70銭~1円10銭安。白金は4営業日ぶりに反発。円安を受けて高寄りした後も、NY時間外の上昇を眺めてしっかりした展開が続いた。ただ、円が引き締まったことから、引けにかけて伸び悩んだ。終値は同27~41円高。パラジウムも同30~45円高と上伸した。