金 4,186円 (+70)

プラチナ 4,594円 (+129)

7/1、ニューヨーク市場の金相場は続伸。テクニカルな買いや投機筋の買い戻しが入り、米量的緩和縮小への懸念を打ち消した。金現物は一時、2.2%高の1オンス=1260.61ドルまで上昇。ドル安と四半期初日に伴うマネーの流入も相場を支えた。ビジョン・フィナンシャル・マーケッツの金属取引部門ディレクター、デービッド・メガー氏は「これまでの取引を考慮すると、少し買い戻されることは予想できた」と述べた。金現物は米東部時間午後3時59分(1959GMT)時点で、前週末比19.92ドル(1.62%)高の1オンス=1253.0ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは32ドル(2.6%)高の1オンス=1255.70ドルで終了。テクニカル的に金は売られ過ぎの状況から脱した。金の相対力指数(RSI)は前週末時点の30から35に上昇。1週間前は20だった。30を下回ると売られ過ぎを示唆する。金は第2四半期(4~6月)に過去45年間で四半期ベース最大の下げ幅を記録。今年に入ってから26%下落するなど下げ基調にあり、トレーダーらは相場が上昇しても不安定だと指摘している。トレーダーや投資家らは、5日に予定されている6月の米雇用統計の発表待ち。景気の力強さを示す内容であれば米量的緩和縮小への圧力が増し、米国債利回りの上昇やドル高、金価格の下落につながる可能性がある。一方、市場は4日の欧州中央銀行(ECB)の定例理事会にも注目。理事会ではユーロ圏経済が米国と比べて異なる回復段階にあると強調されるとみられる。東京貴金属の金相場は7営業日ぶりに反発。中心限月2014年6月先ぎりは前週末比151円高の3987円、他限月は同148~157円高で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場高と為替の円安・ドル高を受け、大幅上昇して始まった。午後に入ると、NY時間外の水準切り上げを眺めて買いが誘発され、サーキットブレーカー発動を交えて上げ幅を広げた。銀は続伸。NY高と円安に支えられ、同3円20銭~3円90銭高で大引けた。白金は同152~163円高と急反発。NY時間外の上値が重く、伸び悩む場面もあったが、その後NY時間外が上昇基調を強めたことから、ジリ高となった。パラジウムも同91~100円高と大幅続伸。