金 4,277円 (+113)

プラチナ 4,532円 (+161)

6/21、ニューヨーク市場の金相場は序盤に付けた約3年ぶり安値から反発した。週間ベースでは約2年ぶりの下落幅を記録。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和停止を明確に示唆し、世界的な相場の落ち込みを招いた。金現物は週間ベースで7%の下落。2011年9月に過去最高値から下落した時以来の大きな下落幅となった。この日は、安値拾いや現物買いが入り、金先物での証拠金25%増を一部打ち消した。米株式や債券相場が堅調だったことも金相場が落ち着いた要因となった。商品投資会社ロジック・アドバイザーズのビル・オニール氏は「米株式市場で追加証拠金(マージンコール)が発生したため、強制的な金売却を強いられいた。それが前日の売りを増幅させたが、この日の調整買いにつながった」と話した。また、同氏によると、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の未決済約定は、前日の急落を受けて3%の大幅増となった。ショートカバーによって短期的に金相場を上昇する可能性があることを示しているという。金現物は米東部時間午後2時23分(1823GMT)時点で、16.25ドル(1.3%)高の1オンス=1293.99ドルで引けた。一時は、10年9月に付けた安値となる1268.89ドルまで値を下げた。COMEXの金先物8月きりは、前日終値比5.80ドル(0.5%)高の1292ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は17万7000枚と、30日平均の20万8000枚を下回った。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)はこの日、前日にCOMEXの金先物相場が大商いの中、6.4%安の3年ぶり安値まで下落したことを受け、当初証拠金を引き上げた。東京貴金属の金相場は大幅反落。中心限月2014年4月先ぎりは前日比125円安の4087円で取引を終えた。一時3975円まで水準を切り下げ、継続足で12年7月25日(3950円)以来約11カ月ぶりの安値を付けた。他限月の終値は同123~127円安。日中立ち会いは、20日のニューヨーク金先物相場が約2年9カ月ぶりに1オンス=1300ドルの節目を割り込んだのを受けて弱気売りが殺到し、急落して始まった。ただ、その後はNY金時間外の切り返しや、円相場の緩みを眺めて持ち直し、次第に下げ幅を縮小させた。銀は急落。NY安を背景とした売りに押され、同3円80銭~5円20銭安で大引けた。白金は3日ぶりに反落。NY安や金先物安に圧迫され、同97~115円安で終了。14年先ぎりは一時4189円まで下押し、継続足で12年12月25日(4170円)以来約6カ月ぶりの安値を付けた。パラジウムは同13~85円安で終わった。