金 4,397円 (-5)

プラチナ 4,569円 (-13)

6/17、ニューヨーク市場の金相場は薄商いの中、反落した。米株式相場が上昇したことで安全資産買いの需要が減退したほか、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和策の先行きを見極めたいと投資家が様子見の姿勢を取った。金現物は米東部時間午後2時33分(1833GMT)時点で0.6%安の1オンス=1381.95ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりは4.50ドル安の1オンス=1383.10ドルで終了。ロイターの暫定データによると出来高は6万5000枚と、30日平均の21万7000枚を大幅に下回った。1日の出来高としては4月1日以来の低水準となる見通し。5月の米小売売上高と雇用統計が予想を上回る好調ぶりを示したことで、FOMCが終了する19日に、毎月850億ドルの住宅ローン債券購入策の縮小をFRBが発表するのではないかとの観測が広がった。米主要株価指数のS&P500は序盤の上値をやや削ったものの、FRBが経済回復を支える取り組みを強化するとの期待から堅調を維持した。商品ブローカー、マレックス・スペクトロンのカルロス・ペレスサンタラ氏は「成長のための明確な選択肢はほとんど残っていないが、米株式は回復力を見せ続けている。これによって現物需要が安定し、金相場の上昇が維持されている」と指摘した。東京貴金属の金相場は小幅続伸。日中立ち会いは、円高を受け手じまい売りが先行して始まった。その後、ニューヨーク金時間外は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え伸び悩んだが、円が東商取の寄り付き時に比べ引き緩んだことから買い戻しが入り、中心限月2014年4月きりが前週末比3円高の4245円、ほかが同1~5円高で取引を終えた。銀は先週末のNY高や円高一服を受け、期近、期先が同30~80銭高と続伸。白金は同10~22円安と下落。円高を受け買方の手じまいが先行して始まった後、円の引き緩みやNY時間外高に下げ幅を縮めた。パラジウムは6月当ぎりが同48円安、4月先ぎりが同5円安。