金 4,402円 (-17)

プラチナ 4,582円 (-77)

6/14、ニューヨーク市場の金相場は反発。金貨や金の延べ棒への底堅い需要や米株価の反落が支援要因。金は今週、約0.3%上昇した。4月半ばに歴史的な急落を2日間記録した後、ここ4週間中3週間で上昇している。トレーダーらによると、中東での地政学的緊張の高まりも、安全資産としての金の魅力を高めた。西側の外交官筋によると、米国はシリアで飛行禁止空域の設定を検討しており、実施されれば今回の内戦への初の介入となる。オバマ政権は、シリアのアサド政権が反体制派に対して神経ガスなど化学兵器を使用したと認定、「レッドライン」(越えてはならない一線)を越えたとしている。貴金属ディーラー、リア・キャピタルのスコット・カーター最高経営責任者(CEO)は「出来高は4月半ばから劇的に上向いて以降、高めの水準が続いている」と指摘、急激な価格下落で、投資家が現物の金や銀のポジションを増やしていると付け加えた。金現物は米東部時間午後2時27分(1827GMT)時点で、2.72ドル(0.2%)高の1オンス=1388.16ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりは、9.80ドル(0.7%)高の1387.60ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は10万枚未満と、30日間平均の22万枚を大きく下回っている。市場は今後、18~19日の米連邦準備制度理事会(FRB)の政策会合、連邦公開市場委員会(FOMC)に注目する見込み。ロイター通信の調査によれば、大半のエコノミストらはFRBが年末までに債券買いの規模を縮小すると予想しており、早ければ9月にも縮小が始まるとみる向きもある。FRBが景気刺激策を解除する可能性への懸念を背景に、米S&P500株価指数は今週1%近く下落した。東京貴金属の金相場は8営業日ぶりに反発。中心限月2014年4月先ぎりが前日比34円高の4242円、他限月は同34~38円高で取引を終えた。日中立ち会いは、円安・ドル高を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後、円相場の引き締まりを眺めて伸び悩んだが、ニューヨーク金先物時間外高を映して値を戻した。銀は同80銭安~90銭高とまちまち。高寄りしたが、円の引き締まりを眺め、期中2限月がマイナス圏に沈んだ。白金は同21円安~2円高と総じて3日続落。円安を受けて買い優勢に始まったが、円の引き締まりを映し、おおむね値を消した。パラジウムは出合いのない8月きりを除き、同28~107円安と3日続落。