金 4,438円 (-12)

プラチナ 4,732円 (-80)

6/12、ニューヨーク市場の金相場は米株式相場の急落やドル安を背景に前日の3週間ぶり安値から反発した。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストからの新たな資金流出が見られなかったことで金投資家のセンチメントが上向いた。商品投資会社ロジック・アドバイザーズのビル・オニール氏は「金市場から資金が流出していた最悪の事態が終わったことの表れだ。まだ厳しい局面を脱したわけではないが、金相場が1オンス=1000ドルになるという悲観的な見通しが、少なくとも今は非現実的であることを示している」と話した。金現物は、米東部時間午後2時46分(1846GMT)時点で、8.37ドル(0.6%)高の1387.36ドル。日銀が追加金融緩和を打ち出さなかったことでほかの中銀も金融緩和を縮小するとの懸念が高まり、インフレヘッジ資産としての金の魅力を薄め、前日には3週間ぶり安値となる1366.65ドルを付けていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりは、15.00ドル(1.1%)高の1392.00ドルで引けた。出来高は12万枚に届かず薄商いで、30日平均の22万枚を大きく下回った。ドルが対円相場で下落し、ドル指数が0.2%安となったことも金相場には支援材料となった。アナリストらは、金融市場のボラティリティーは来週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)とその後のバーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見まで続くと述べた。東京貴金属の金相場は6営業日続落。日中取引は、為替相場が円高・ドル安に振れたことに加えて、11日のニューヨーク金先物相場が下落したことから、手じまいなどの売りが先行し、急落して始まった。その後は、円高一服を受けてやや下げ渋った。終値は、中心限月の2014年4月先ぎりが前日比95円安の4284円、他限月が同93~97円安。銀はNY安と円高を受け、同1円50銭~1円90銭安。白金はNY安と円高が響き、同102~118円安で取引を終えた。パラジウムも下落し、出合いがあった期中と期先の4限月が同55~86円安で取引を終えた。