金 4,556円 (-67)

プラチナ 4,939円 (-68)

6/7、ニューヨーク市場の金相場は反落した。底堅い米雇用統計の発表で、連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和が年内に縮小され始めるとの観測が強まった。急激なドル安と強い現物需要により、今週はほとんどの間、金価格が1オンス=1400ドル以上に押し上げられていたが、週を通しては0.3%安となった。5月の米雇用統計で非農業部門就業者数が前月比17万5000人増と、前月の14万9000人増(改定値)から拡大。これを受けて量的緩和策が引き延ばされるとの期待が下がり、インフレ回避先としての金の魅力低下につながった。マカルバニー・フィナンシャルのデービッド・マカルバニー最高経営責任者(CEO)は「雇用統計に対する反射的行動だ。金需要は現在、夏の低迷状態にあり、統計は売却の言い訳を与えた」と述べた。金現物は米東部時間午後2時28分時点で、前日終値比2.1%安の1オンス=1383.96ドル。一時は5月28日以来の安値となる1377.29ドルまで下げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、32.80ドル安の1オンス=1383.00ドルで終了。東京貴金属の金相場は3日続落。日中立ち会いは、為替の円高・ドル安を受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、ニューヨーク金時間外は下げ渋ったが、円の一段の上昇を眺めて売り圧力が強まり、中心限月2014年4月先ぎりが前日比72円安の4390円、他限月が同69~72円安で取引を終えた。銀は円高を映し、同1円40銭安~変わらず。白金は同42~51円安と反落。円高を受け買方の手じまいが先行して始まった後、円のジリ高になびき、下げ幅を拡大したが、引けにかけ買い戻された。パラジウムは同35~73円安。