金 4,649円 (-48)

プラチナ 5,017円 (+7)

6/5、ニューヨーク市場の金相場は反発。米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した5月の全米雇用報告で、民間就業者数が市場予想を下回ったことから、投資資金が安全資産とされる金へ流れた。5月の民間就業者数がさえず、米連邦準備制度理事会(FRB)が実施している量的緩和の一部である、月額850億ドルの資産買い入れプログラム停止に対する思惑が後退した。量的緩和は金利を歴史的な低水準に抑え、資金調達を容易にして一部投資家を安全資産に促すと同時に、インフレ懸念を高めることで、2011年には金相場を史上最高値まで押し上げた。金現物は米東部時間午後2時45分(1845GMT)時点で、0.4%高の1オンス=1399.60ドル。一時、取引時間中の最安値となる1395.19ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、1.30ドル高の1398.50ドルと、この日の安値となる1395.10ドルから反発して引けた。ADP調査によると、5月の民間就業者数は前月比13万5000人増と、事前予想の16万5000人増を下回った。調査に携わった米ムーディーズ・アナリティックスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は、「夏季に近づくにつれ、雇用増加のペースが減速していることをADPは示唆している」と話した。東京貴金属の金相場は反落。中心限月2014年4月先ぎりは前日比43円安の4502円、他限月は同40~44円安で取引を終えた。日中立ち会いは、4日のニューヨーク金先物相場の下落を受け、安寄りした。NY時間外の水準切り上げなどを映し、期先限月を中心にプラス圏に浮上する場面もあったが、安倍晋三首相が発表した成長戦略に失望感が広がって午後に株安、円高が進行したことから、次第に売り直され、引けにかけて下げがきつくなった。銀は期近が小幅上伸、期先2限月が小幅下落とまちまち。白金は8月きりの同4円高を除き、同1~8円安とおおむね反落。まちまちで始まった後、NY時間外の切り返しを眺め、軒並みプラス圏に引き締まった。その後も、NY時間外の堅調に支えられ強地合いを保っていたが、株価が一段安となったのを眺め、徐々に値位置を引き下げた。パラジウムは期先3限月がまちまち。