金 4,708円 (-36)

プラチナ 4,929円 (-79)

5/29、ニューヨーク市場の金相場はドル安と株安が現物買いを誘ったことで反発した。しかしアナリストらは、市場を覆う弱さの根源は米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小の可能性を示唆する米経済指標の改善にあり、金価格を最終的に押し下げる要因とみられていると述べた。金はテクニカル的な圧力にも直面しており、2日連続で14日移動平均の近辺で上昇の勢いがなくなっている。金上場投資信託(ETF)からの持続的な資金流出も価格に圧力をかけている。一方で、相場の下落はアジアの現物バイヤーを引き付けている。シンガポールの延べ棒に対するプレミアムは記録的な高さとなっている。ビジョン・フィナンシャル・マーケッツの金属取引部門ディレクター、デービッド・メガー氏は「ドル高や株の堅調さによる圧力がなく、きょうの金相場はアジアの旺盛な現物需要で上がっている」と指摘。「下落しても買いでカバーされるという状況だった」と述べた。金現物は米東部時間午後2時24分(1824GMT)時点で、0.9%高の1オンス=1391.30ドル。前日は米住宅価格指数と消費者景気信頼感指数の強い内容を受けた株高の影響で値を下げた。東京貴金属の金相場は反落。中心限月2014年4月先ぎりは前日比20円安の4548円、他限月は同15~20円安で取引を終了した。日中立ち会いは、28日のニューヨーク金先物相場の下落を受け、安寄りした。その後、NY時間外の反発と為替の円安・ドル高を受けて切り返したが、同時間外が上げ幅を削った上、円相場が引き締まったことから、マイナス圏に沈んだ。銀は期先が小幅安。6月当ぎりが同変わらず、期先3限月は同40銭~70銭安で引けた。白金は続伸。NY高と円安を背景に買われ、同29~53円高で取引を終えた。パラジウムは期中と期先の4限月が同57~80円高と続伸。