金 4,724円 (-27)

プラチナ 5,024円 (-43)

5/21、ニューヨーク市場の金相場は反落して取引を終えた。ユーロが対ドルで強さを取り戻したことが強材料となったが、チャートが弱い動きを示していることに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和策を段階的に縮小していくとの懸念から価格は低調に推移した。金現物は一時、前日終値比2%安の1オンス=1359.44ドルまで下落したが、米東部時間午後1時45分(1745GMT)時点までに同約0.5%安の1376.50ドルまで戻した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりも一時1.5%安の1オンス=1363.10ドルまで値を下げたが、最終的には0.50%安の1377.60ドルまで戻して終了した。サクソ銀行のシニアマネジャー、オレ・ハンセン氏は「ドルが強いことに加え、米株式市場は底堅く、債券の利回りは上がっている。このため金市場はFRBの(バーナンキ議長の)証言を前に守りの姿勢に入っている」と述べた。バーナンキ議長の議会証言は22日の米東部時間午前10時(1400GMT)に予定されている。金取引関係者の一部は証言を控えてポジションを見直しているが、最も可能性が高いシナリオは金融緩和策の現状維持とみられている。FRBの金融政策に加え、多くの市場参加者は金のテクニカルチャートの弱い動きにも注目し、金価格は下落を続けるとみている。チャート分析の専門家の一部には、最終的には1100ドル近辺まで値を下げると指摘する声もある。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの20日時点の保有高は1031.50トンと、4年以上ぶりの水準まで減少した。東京貴金属の金相場は5営業日ぶりに急反発。中心限月2014年4月先ぎりは前日比158円高の4611円で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が売方の手じまいに反発したのを受けた買い戻しに、高寄りした。その後もNY金夜間相場の堅調や為替の円安を眺め、しっかりに推移した。他限月の終値は同156~162円高。銀も金の上昇になびいて買い戻され、同3円80銭~4円80銭高で取引を終えた。白金も、NY白金高や金の上昇を受けた買い戻しに反発して始まった。ただ、NY時間外相場が横ばい圏で推移したことから、上値はやや重かった。中心限月の14年4月先ぎりは前日比79円高の4911円、他限月は同75~95円高で終了した。パラジウムも期先3限月が他の貴金属につれて反発、同34~42円高で取引を終えた。期近3限月は出合いがなかった。