金 4,751円 (+101)

プラチナ 5,067円 (+116)

5/20、ニューヨーク市場の金相場は8営業日ぶりに反発して取引を終えた。また、銀相場は一時、2年半ぶり安値まで値を下げた後、中盤ごろに突如切り返すなど激しい値動きとなった。続落していた金相場は、米国時間の昼ごろ1オンス=10ドル超ほど急上昇した。トレーダーらによると、7営業日続落を受けショートカバーが活発化したという。また、ニューヨーク商品取引所(COMEX)先物は、寄り付きで大きな売り注文が出たことで9%超下落し、テクニカルな買いシグナルが出た。金現物は一時、先月付けた1年半ぶりの安値を試す展開となったが、米東部時間午後4時10分(2010GMT)時点で、前営業日比36ドル(2.6%)高と8営業日ぶりに反発。COMEXの先物6月きりは19.40ドル高の1384.10ドルで終了した。メリーランド州アナポリスのエイドリアン・デイ・アセットマネジメントのエイドリアン・デイ氏は「一部金相場のチャートの下げ方を見て投資家が不安になり、午前中に大きなショートカバーが入った」とした上で、「わたしはこの水準では買いを入れる」と語った。この日は反発したものの、金相場は年初来17%安で、銀相場は25%安となっている。米国や世界経済の見通しが改善する中、資金が貴金属市場から株式市場やドルに移っていることが背景。米商品先物取引委員会(CFTC)の公表データを基に、ロイター通信が試算したところ、商品市場のヘッジファンドや主要な投機筋は5月14日までの1週間で、金先物市場から14億ドルを引き揚げた。東京貴金属の金相場は4営業日続落。中心限月2014年4月先ぎりは前週末比118円安の4453円で取引を終了、一時4430円と4月19日以来約1カ月ぶり安値を付けた。他限月の終値は同116~124円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の急落を受け、大幅下落して始まった。その後も、NY時間外安を眺め、全般は軟調に推移した。銀はNY安に追随し、6月当ぎりと12月きり以降の4限月が同2円~4円50銭安。白金はNY安や金先物安に圧迫され、3営業日続落。NY時間外の下げ渋りを眺めて下げ幅を縮め、同88~94円安で大引けた。パラジウムは利益確定売りが優勢となり、期中以降の4限月が同12~28円安と反落した。