金 4,878円 (0)

プラチナ 5,138円 (+81)

5/14、ニューヨーク市場の金相場は続落。景気回復への期待感や米株価の史上最高値更新を受け、安全な逃避先としての金の魅力が低減した。金は一時上伸していたが、米S&P500種指数が約1%高となると下げに転じ、上昇分を打ち消した。また、格付け大手フィッチ・レーティングスがギリシャの信用格付けについて、財政赤字の削減の進捗(しんちょく)とユーロ圏離脱リスクの後退を背景に1段階引き上げ、「Bマイナス」としたことも相場の押し下げ要因となった。アナリストによると、金を買う習慣のあるインドの祭日アクシャヤ・トゥリティーヤ(繁栄祈願の日)が相場の下支え要因となったという。HSBCの貴金属アナリスト、ジェームス・スティール氏は「インドの金需要は、金が買われる祭日や結婚シーズンによって高い水準にとどまると予想している」と述べた。金現物は一時、1%高の1オンス=1444.96ドルを付けたものの、米東部時間午後2時26分(1826GMT)時点では、5.91ドル(0.4%)安の1424.14ドル。10日に付けた2週間ぶり安値の1420.61ドルをやや上回る程度の水準で推移した。この数日間、対円やユーロでドル高が進行していることが向かい風になっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、9.80ドル(0.7%)安の1424.50ドルで引けた。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの保有高は13日時点では変わらず。東京貴金属の金相場は反発。日中立ち会いは、13日のニューヨーク金先物の下落を受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、同時間外の上昇を眺め買い戻しが入り、中心限月2014年4月先ぎりが前日比10円高の4711円、ほかは同7~11円高で取引を終えた。銀は小幅まちまち。海外高と円の引き締まりから方向感が定まらず、同40銭安~30銭高で引けた。白金は8月きりの同1円安を除き、同1~15円高と小反発。NY安を背景に買方の整理商いが先行して始まった後、同時間外の上伸を映し、切り返した。パラジウムは同52~66円高。