金 4,878円 (-22)

プラチナ 5,057円 (-43)

5/13、ニューヨーク市場の金相場は3営業日の続落。米小売売上高が好調で、経済の先行き見通しの期待が高まる中で資金逃避先としての金買いの動きが後退、2週間ぶりの安値水準まで下落した。米商務省がこの日発表した4月の小売売上高は予想を上回り、経済の底堅さ示した。データによると、金ETF(上場投資信託)による金保有高が減少した。原油価格が1%下落したことも、インフレヘッジ資産としての金の魅力を薄めた。ロイター通信の集計データによると、主要な金ETFの保有高は0.3%減少。前週末(10日)にはほぼ2カ月ぶりに保有高を増やしていた。バークレイズ・キャピタルの貴金属ストラテジスト、スキ・クーパー氏は、「われわれの見方では、ETFの大幅増加よりも、現物需要が一段と鈍化するリスクの方が大きく、短期的な価格への下押しリスクとなる」と話した。金現物は、米東部時間午後3時37分(1937GMT)時点で、16.21(1.1%)安の1オンス=1431.49ドル。一時、1426.40ドルまで下落、2週間ぶり安値となる1420ドルに接近した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、2.30ドル(0.2%)安の1434.30ドルで引けた。出来高は30日平均を約25%下回った。イタリア中央銀行のビスコ総裁(欧州中央銀行=ECB=理事)は、ユーロ圏経済がさらなる支援を必要とした場合、預金金利はマイナスまで引き下げられる可能性があると指摘したことを受けて、ドルが取引序盤に対ユーロで上昇し、金相場の圧迫材料となった。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反落。日中立ち会いは、先週末10日のニューヨーク金先物相場の急落を受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、NY時間外相場が東京商品取引所の寄り付き時点の水準を下回って推移したほか、円安一服を眺めた売りが継続し、中心限月2014年4月先ぎりは前週末比52円安の4701円、ほかが同50~54円安で取引を終えた。銀はまちまち。円安を受け総じて高寄りした後、NY時間外高と円安一服を眺めてもみ合いとなり、結局、同40銭安~50銭高で引けた。白金は3営業日ぶりに反落。NY安を受け買方の手じまいが先行して始まった。その後、円の引き締まりを眺めて軟調に推移し、同29~42円安で大引けた。パラジウムは同15円安~6円高とまちまち。