金 4,900円 (-5)

プラチナ 5,100円 (+8)

5/10、ニューヨーク市場の金相場は続落。対円でドルが急騰してテクニカルな売りを誘い、2週間ぶりの安値を付けた。金相場は週間ベースで約2.5%下落。金上場投資信託(ETF)からの継続した資金流出が、4月半ばの歴史的な売りに続く一般投資家の力強い現物需要を相殺し、上回った。前日に1ドル=100円を突破した円はこの日、対ドル相場で4年超ぶりの安値を付け、金相場は続落。ドル上昇は原油など商品相場を圧迫した。ブリオンボルト副社長、ミゲル・ペレス・サンタラ氏は「全てドル高が理由だ。ドルに資金が流れ込んでいる。現物の買い手にとっては新たな機会になると思う」と話した。先月の金相場の急落は、金のパフォーマンスに不満なことを理由に売りを出した機関投資家と、コインや延べ棒など金の現物を安値で十分に購入できなかった個人投資家の間で、異なる動きを強めた。金現物は、米東部時間午後2時28分(1828GMT)時点で、19.19ドル(1.3%)安の1オンス=1438.51ドル。一時は最大2.5%安の1420.60ドルまで下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、32.00ドル(2.2%)安の1436.60ドルで終了した。出来高は30日平均を約10%上回った。アナリストらによると、過去2週間で金相場が40ドルの取引レンジを超えられなかったのは、4月16日に1321.35ドルまで下落した後、市場心理が引き続き弱いことを示唆しているという。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月2014年4月先ぎりは前日比77円高の4753円で取引を終了。一時4760円の高値を付け、4月15日以来約1カ月ぶりの水準に上昇した。他限月の終値は同77~80円高。日中立ち会いは、為替相場での1ドル=100円超える大幅な円安・ドル高を受け、買いが先行して始まった。その後、円相場の一段の引き緩みを背景に上げ幅を拡大させたが、円が下げ渋ったことから、買い一巡後は伸び悩んだ。銀は円安を映し、おおむね4日続伸。取引の成立しなかった10月きりを除き、同50銭~3円高で大引けた。白金は同135~158円高と軒並み大幅続伸。約1カ月ぶり高値で終了したNY白金につれて高寄りした後も、円安進行や金相場の上昇を眺め、水準を切り上げた。パラジウムもNY高に追随し、同41~107円高と急伸。