金 4,905円 (+45)

プラチナ 5,092円 (+113)

5/9、ニューヨーク市場の金相場は不安定な取引の中、反落した。ドルが対ユーロで上昇し、対円では4年ぶりの高値を付けたことから、ドル下落に対するヘッジ資産としての金の魅力を薄めた。ドルは取引序盤にわずかに値を下げた後、1ドル=100円の節目を突破し、対ユーロでも1%上昇したことを受け、金相場は下げ幅を拡大。ドル高は株式のほか、原油や銅など商品相場にも圧力となった。金の投資家の心理は引き続きさえないままで、金ETF(上場投資信託)からの資金流出が収まる気配を見せていない。インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズLLCの貴金属トレーダー、フランク・マクギー氏は「通常は下落基調を示す、プットの取引が大きい」と話した。金現物は、米東部時間午後3時34分(1934GMT)時点で、13.69ドル(0.9%)安の1オンス=1458.50ドル。一部投資家は、金相場が前日に2週間ぶりの1日の上昇率となる1.4%高となったことを受け利益確定に回った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、5.10ドル(0.3%)安の1468.60ドルで終了した。出来高は30日平均付近。米新規失業保険申請が5年半ぶりの低水準となったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による一段の金融緩和への必要性が薄れ、金相場は圧力にさらされた。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの保有高は0.6%減少し、7日の1057.79トンから8日の1051.47トンとなり、2009年3月以来の低水準を記録した。東京貴金属の金相場は反発。中心限月2014年4月先ぎりは前日比43円高の4676円、他限月は同41~45円高で取引を終えた。日中立ち会いは、8日のニューヨーク金先物相場の上昇を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後はNY時間外と円相場がともに方向感を欠いたため、もみ合いが続いたが、終盤は利益確定などの売りに伸び悩んだ。銀はNY高を受けてしっかり。終値は同10~70銭高。白金も海外高になびいて買い戻しが優勢となり、反発。終値は同10~30円高だった。パラジウムは同14~66円高と上伸。