金 4,860円 (+72)

プラチナ 4,979円 (+71)

5/8、ニューヨーク市場の金相場は3日ぶりに反発した。ドル安や力強い現物買いが、金ETF(上場投資信託)の持続的な保有高減少による圧力を相殺した。対ユーロでドルが急落し、金などの商品相場は支えられた。ドイツの鉱工業生産指数(暫定値)が予想を上回り、ユーロ圏内での短期的な利下げ観測が後退した。アナリストらによると、3月の香港からの金の純流入が過去最大となった中国で今後数カ月間、金の需要が高まるとの期待が、投資家の低調な信頼感に圧迫されていた金相場を一段と押し上げる可能性がある。HSBCの主任貴金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「インドの現物需要も強く、4月中旬以来の価格下落に対する消費者や個人投資家からの反応がETFからの資金流出の一部を吸収している」と話した。金現物は、米東部時間午後3時29分(1929GMT)時点で、19.17ドル(1.3%)高の1オンス=1471.16ドル。1日の上昇率としてはほぼ2週間ぶりに最大となった。前日は、株式市場が上昇したことから1%超下落していた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、24.90ドル(1.7%)高の1473.70ドルで終了した。出来高は30日平均を約20%下回った。東京貴金属の金相場は反発。中心限月2014年4月先ぎりは前日比43円高の4676円、他限月は同41~45円高で取引を終えた。日中立ち会いは、8日のニューヨーク金先物相場の上昇を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後はNY時間外と円相場がともに方向感を欠いたため、もみ合いが続いたが、終盤は利益確定などの売りに伸び悩んだ。銀はNY高を受けてしっかり。終値は同10~70銭高。白金も海外高になびいて買い戻しが優勢となり、反発。終値は同10~30円高だった。パラジウムは同14~66円高と上伸。