金 4,821円 (-49)

プラチナ 4,954円 (+64)

4/26、ニューヨーク市場の金相場は不安定な値動きとなる中を、利食い売りに反落した。ただ週間ベースの上昇率は、前週に2年ぶりの安値を付けた後を受けた力強い現物需要に支えられ、ここ3カ月で最大となった。相場は今月12~16日に225ドル下落していたが、その半分以上を取り戻した形となる。米商務省はこの日、第1四半期の国内総生産(GDP)が前期比2.5%増になったと発表。事前予想は下回ったものの成長の加速が示されたことで、金相場は序盤に1%以上、値を上げた。しかしその後は、オプション関連の売りが出たほか、原油や銅などの下落が重しとなり序盤の値を消し、マイナス圏での取引となった。金上場投資信託(ETF)では、中央銀行による金売却や不透明な米国の金融緩和の見通しが不安視され、保有高解消の動きが継続した。CPMグループの貴金属アナリスト、エリカ・ラネスタッド氏は「市場ではまだ手じまい売りが続いており、一部の投資家がいまだポジションを見直していることを示している。その動きが相場を動きづらくしている」と述べた。金現物は米東部時間午後3時28分(1928GMT)時点で0.6%安の1オンス=1457.76ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、8.40ドル安の1オンス=1453.60ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は30日平均を約10%上回った。米国の第1四半期の年間経済成長率は、エコノミストが予測した3%を下回ったものの、2.5%に上昇した。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「米GDP統計は勇気づけられる内容だった。なぜなら金の全般的な売りは、米経済が徐々に強くなっているとの見方と結び付いていたからだ」と述べた。東京貴金属の金相場は3日続伸。2014年4月先ぎりは前日比65円高の4683円、他限月は同64~68円高で取引を終えた。日中立ち会いは、25日のニューヨーク金相場が2週間ぶりの高値で終了したことを眺め、手じまい買いが先行した。ただ、その後はNY時間外が伸び悩んだことや、日銀が金融政策の現状維持を決めたことをきっかけとして、為替が円高・ドル安へと振れたことから、戻り売りが出て、午後は伸び悩んだ。銀はNY高を受けて買われ、同90銭~5円高と上伸した。白金は3日続伸。金相場の上昇やNY高を背景に買いを集めた。終値は同52~74円高。パラジウムも他の貴金属高になびいてしっかり。