金 4,593円 (+72)

プラチナ 4,712円 (+40)

4/18、ニューヨーク市場の金相場は需要改善から続伸。ただ、週初めの歴史的な金売り場面を受けて買い手は慎重姿勢にとどまっている。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・トラストが、金保有高を約1%減少させ3年ぶり低水準となったと明らかにしたことを受け、金相場はアジア市場で一時3%安となった後、急反発した。金現物は1オンス=1339.86ドルの安値を付けたものの、米東部時間午後3時37分(1937GMT)時点では0.8%高の1387.50ドル。アジアで延べ棒やコイン、金塊などが大量に買われたほか、米国でコインが堅調に売れるなど、安値拾いの現物買いの兆しが見られたことで相場が押し上げられた。この日の米新規失業保険申請件数などに対する失望感で米株式相場は下落。原油相場主導で商品相場全般が戻り歩調となったことも金のインフレヘッジとしての魅力を支援した。しかし、金相場の急落が「安全な逃避先」としての金の伝統的な役割に疑問を抱かせる形となり、投資家心理は不安定となっている。商品ブローカーのマレックス・スペクトロンのカルロス・ペレスサンタラ氏は「株式市場の軟化を受け、若干のロング筋が金市場に再参入しそうだ」と述べた。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリースマン氏は「ボラティリティーは今後数日間は高止まりするだろう」と述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、9.80ドル(0.7%)高の1392.50ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間平均と同水準。アゼルバイジャン国営石油基金(運用資産340億ドル)の幹部がロイターに対し、金を12トン買い増し保有高を計30ドルにする方針を明らかにしたことも、相場を下支えした。東京貴金属の金相場は小反落。中心限月の2014年2月先ぎりは、前日比3円安の4355円、他限月は同変わらず~6円安で取引を終えた。朝方はNY時間外相場の軟調になびいて安寄りしたが、売り一巡後は円が緩んだことなどを手掛かりに下げ幅を縮小し、一時プラス圏に浮上する場面もあった。銀はNY安を映し、同80銭~3円70銭安と下落。4月当ぎりは約定されなかった。白金はNY安が響き同71~87円安と反落。パラジウムは同47~75円安で終了した。4月当ぎりは出合いがなかった。