金 4,515円 (+190)

プラチナ 4,749円 (+265)

4/16、ニューヨーク市場の金相場は反発。8.5%急落した前日の水準をさらに下回った時点で上げに転じた。ただ、上昇基調を維持するのは困難で、金売りの流れが改善されるとの見方は少ない。金相場は、オーバーナイトでは一時2年ぶりの安値まで下げ幅を拡大。過去2営業日での歴史的な売りが、インフレや通貨安のヘッジとしての金の魅力を低減させた。一方、金の最大消費国インドで現物需要がやや持ち直す兆しがみられたほか、コイン投資家や宝飾業者が安値拾いの買いに動いた。ヘッジファンド投資のヘネシー・グループの共同設立者チャールズ・グラダンテ氏は「今後の展開が明らかになるのを待っている。問題は金相場がどこに向かうかということだ。きょうの上昇は『デッドキャットバウンス(一時的な小反発)』だろう」と述べた。金現物は、オーバーナイトで一時1オンス=1321.35ドルと2011年1月28日以来の安値まで下げた後、米東部時間午後3時45分(1945GMT)時点では1365.84ドル。金相場は年初来で約20%下落している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、26.30ドル(1.9%)高の1387.40ドルで引けた。出来高は多かったが、史上最多だった前日の70万枚超の水準からは減少した。ロイターの暫定データによると、16日午後時点で、46万3000枚と30日間平均の19万枚の2倍の水準。金相場の急落を受けたゴールドマン・サックスの金売り・天然ガス買いは、ほとんど材料視されなかった。東京貴金属の金相場は4営業日続落。日中立ち会いは、15日のニューヨーク金先物相場が中国の景気減速を背景とする需要の落ち込み懸念などで急落したことなどを受け、手じまい売りに大幅続落して始まった。その後、同時間外が切り返したほか、円高・ドル安の一服に買い戻しが入り下げ幅を縮め、中心限月2014年2月先ぎりが前日比253円安の4339円、ほかが同241~254円安で取引を終えた。銀は海外安を映し、同3円50銭~5円50銭安と続落。4月当ぎりは夜間で同50銭高の出合い。白金は同86~122円安と続落。景気減速による需要懸念を受けたNY安や円高に急落して始まった後、NY時間外高や円高一服を眺め下げ幅が縮小した。パラジウムは同11~147円安と軟調。4月当ぎりは夜間で同変わらずの出合い。