金 5,176円 (-79)

プラチナ 5,087円 (-48)

4/10、ニューヨーク市場の金相場は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和終了へと近づいている兆候やキプロスによる資金調達を目的とした金準備売却の影響を受けた。欧州委員会の資料で、金融支援策の一環としてキプロスが4億ユーロ相当の金準備を売却する方針が明らかになり、パニック売りが広がり、金相場は一時、1オンス=1550ドル近くまで下落した。その後は、公的部門による一段の売却をめぐる懸念が和らいだことから値を上げた。信用リスクへのヘッジとして多くの新興国が金準備を増やしたため、各国中銀は2010年から買い越しに転じていた。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、国債買い入れプログラムの年内終了が近づいていることが示唆され、金相場は圧力にさらされている。パーマネント・ポートフォリオ・ファンドのポートフォリオ・マネジャー、マイケル・クッジョ氏は、「世界的な金融緩和政策は明らかに金よりも株式市場に利益をもたらしている」と話した。金現物は、米東部時間午後3時29分(1929GMT)時点で、24.90ドル(1.6%)安の1559.80ドル。2月20日以来の下落率。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、27.90ドル(1.8%)安の1558.80で引けた。出来高は30日平均を約20%下回った。FOMC後に公表された3月の雇用統計はさえず、一部アナリストらは国債買い入れプログラムの早期終了に対する可能性に疑問を呈した。東京貴金属の金相場は5日続伸。中心限月の2014年2月先ぎりは、前日比42円高の5071円、他限月は同36~43円高で取引を終えた。日中立ち会いは、9日のニューヨーク金先物相場の上昇を受けた買いが先行した。中心限月の14年2月先ぎりは、その後はおおむね5050円台~5070円台のレンジでもみ合ったが、終盤にニューヨーク金夜間相場の引き締まりを受け、やや買いが優勢となった。銀もNY高を受け、同1円40銭~2円30銭高と上伸。白金はまちまちで始まった後にやや引き締まり、同1~11円高と小じっかり。パラジウムは期先2限月が同17~19円安だった。