金 5,255円 (+36)

プラチナ 5,135円 (+34)

4/9、ニューヨーク市場の金相場は反発。日本の積極的な金融緩和策が引き起こした通貨市場のボラティリティーが、インフレや為替相場変動に対するヘッジとしての金の魅力を高めた。金相場よりも不安定で投機的な銀相場は、2.5%高と5カ月ぶりの上昇率となった。円が序盤に対ドルで付けた4年ぶり安値から戻す中、ドルが対ユーロ、円で下落したことを受け、金相場は1週間ぶりの高値を付けた。アナリストらによると、日銀が4日に2年間で約1.4兆ドルの資金供給を行うと発表した後、値を上げていなかった金相場はこの日、抑えられていた買いが入り上昇したという。先週は週間ベースで1%安だった。だが、キプロス問題を踏まえた最近の低調なパフォーマンスや、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和継続の兆しは、金相場の一段の売りに対し脆弱(ぜいじゃく)であることを示唆している。証券会社ジャニー・モンゴメリー・スコットの主任投資ストラテジスト、マーク・ルスチーニ氏は、「金相場が底を打ったかについては、依然、答えは出ていない」と話した。金現物は、米東部時間午後3時55分(1955GMT)時点で、10.81ドル(0.7%)高の1オンス=1583.90ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、14.20ドル(0.9%)高の1586.70ドルで引けた。出来高は30日平均を30%下回った。米商務省がこの日、2月の卸売り在庫が約1年半ぶりの減少幅になったと発表したことを受け、一部エコノミストらが第1四半期の経済成長を下方修正したことも、金相場を押し上げた。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。中心限月2014年2月先ぎりは前日比16円高の5029円、他限月は同16~23円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場での円安進行を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後、ニューヨーク金時間外相場高を眺めて上げ幅を広げたものの、円相場がやや引き締まったのを映し、伸び悩んだ。銀は同80銭安~1円90銭高とまちまち。8月きりは出合いがなかった。白金は3営業日続伸。円安やNY時間外高を眺め、同44~51円高で取引を終了した。パラジウムは期中・期先4限月が同14~44円高。