金 4,980円 (-53)

プラチナ 4,971円 (-13)

4/1、ニューヨーク市場の金相場は米サプライ管理協会(ISM)発表の3月の製造業景況指数がさえない内容だったことを受けて上伸した。金現物は米東部時間午後3時31分(1931GMT)時点で0.2%高の1オンス=1598.60ドル。ロンドンなど欧州の大半の金融市場が休場のため商いは薄く、6ドル幅の狭いレンジでの取引だった。ただ第1四半期(1~3月)でみると、相場は世界経済の回復基調を背景に4.5%前後下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは5.20ドル高の1600.90ドルで終了。トムソン・ロイターの暫定集計によると、出来高は30日間平均を70%下回る6万枚前後と、昨年12月終盤以来の低水準となった。この日の金市場では、この日発表された製造業景況指数が過去3カ月で最低水準の内容となったと伝わると、買いが膨らんだ。ブリオンボールトのバイスプレジデント、ミゲル・ペレスサンタラ氏は、「ISMの景況指数は、多くの市場参加者が予想したほどには、経済活動が活性化していないことを示唆する内容だった。5日発表の米雇用統計も予想を下回れば信頼感を揺さぶり、金相場を押し上げる要因になる」との見方を示した。一方でバークレイズ・キャピタルの貴金属ストラテジスト、スキ・クーパー氏は、「目先は現物相場と中央銀行による買いに支えられ、引き続きレンジ商いにとどまると予想している。ただ依然として大幅な上昇の勢いを誘うような材料には乏しい」と指摘した。5日の雇用統計は、金相場を先導する材料になるとみられている。エコノミストを対象に実施した事前調査では、3月の非農業部門就業者数は20万人増となり、増加幅は前月の23万6000人増を下回ると予想されている。東京貴金属の金相場は3営業日続落。中心限月2014年2月先ぎりは前週末比5円安の4844円、他限月は同4~6円安で終了した。日中立ち会いは、為替の円安・ドル高を受けた手じまい買いに高寄りした。その後は円相場の引き締まりに伴い売りが優勢となり、軒並みマイナス圏に沈んだ。銀はニューヨーク時間外安を反映し、同90銭~2円20銭安。6、10月きりは約定されなかった。白金は小幅まちまちで始まった後、円相場の硬化を眺め、水準を切り下げた。終値は同11~18円安。パラジウムは同変わらず~38円高と反発して大引けた。