金 5,080円 (-21)

プラチナ 5,042円 (-91)

3月15日、ニューヨーク市場の金相場は続伸。ユーロ高や欧米の株安が強材料になった。2月の米消費者物価指数(CPI)の上昇を受け、連邦準備制度理事会(FRB)が一段の金融緩和を行う余地があるとの見方も浮上し、金相場を支援した。2月のCPIは、季節調整後で前月から0.7%上昇。変動幅の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.2%の上昇だった。こうした数値は、FRBが当面、国債購入を継続するとの見方を裏付ける材料になった。一方、エレウス・プレシャス・メタルス・マネジメントの金トレーダー、デービッド・リー氏は「連邦公開市場委員会(FOMC)が来週開かれるのに先立ち、多くの市場参加者は積極的な取引を手控えた」との見方を示した。週間ベースで見ると、金相場は3週間連続で下落後、ここ2週間は続けて上昇。ただ、過去数営業日には、米経済の好調さを伝えるニュースを手掛かりにドル相場が上昇し、金相場がやや圧迫された。金現物は米東部時間午後3時35分(1935GMT)時点で、0.13%高の1オンス=1591.90ドル。週間ベースでは1%高で終わる見込み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物も上昇し、4月きりは1.90ドル高の1592.60ドルで引けた。リー氏は19、20両日に開かれるFOMCに関して、「何が起こるかは誰にも分からないが、バーナンキ議長が金融緩和のペースを緩やかにすると示唆した場合、金などの商品は売られるだろう」と指摘した。東京貴金属の金相場は反発。中心限月の2014年2月先ぎりは前日比20円高の4935円、他限月は同19~20円高で大引けた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物の上昇を受けた買い戻しに、高寄りした。その後もNY金時間外相場の下げ渋りなどを眺め、しっかりに推移した。銀は買い戻しに総じて反発。期近6月きりの同30銭安を除き、同30~90銭高で終了した。白金は同27~38円高と反発。高寄り後も、NY時間外の堅調を眺めて値を伸ばした。パラジウムは同21~50円高と上伸。6月きりは約定されていない。