金 5,058円 (+54)

プラチナ 5,150円 (+47)

3月8日、ニューヨーク市場の金相場は横ばい。週間では小幅上昇。アナリストらによると、経済指標からは米国経済の改善が示されたが、連邦準備制度理事会(FRB)が緩和政策を転換させる程ではないという。2月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比23万6000人増となったほか、失業率も4年ぶり低水準となった。これを受け、金も序盤は1%安となった。その後は、米政府の強制歳出削減が景気減速につながるとの見方から、金は上げ幅を縮小した。HSBCの金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「雇用統計の内容が、FRBの緩和政策を転換させる程ではないとの見方が浮上し、一部でショートカバーが入ったほか、ファンド筋による新規の買いが入った」と話した。金現物は、米東部時間午後3時14分(2014GMT)時点で、0.46ドル安の1オンス=1577.94ドル。序盤の安値の1560.80ドルからは急反発した。週間では、0.2%上昇し、4週ぶりの上昇となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は小幅続伸。4月きりは、1.80ドル高の1オンス=1576.90ドルで引けた。ロイター通信の推計によると、出来高は過去30日平均を約15%上回った。世界最大の金ETF(上場投資信託)であるSPDRゴールド・トラストの金保有高は、7日時点で約2トン減少し、約1年4カ月ぶりの水準に落ち込んだ。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月2014年2月先ぎりは前日比51円高の4851円、他限月は同51~52円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場での円安・ドル高進行を受け、手じまい買いが先行して始まった。ニューヨーク金の時間外相場は徐々に上げ幅を縮小したが、円相場が一段と引き緩んだのを眺めて水準を切り上げ、その後も堅調を持続した。銀は円安を映し、同40銭~1円10銭高と上伸。6、8月きり2限月は約定しなかった。白金は総じて3日続伸。NY高につれて高寄り後も、円安や金先物高を背景とした買いが継続し、同82~91円高で大引けた。パラジウムも同43~73円高としっかり。