金 5,004円 (+37)

プラチナ 5,103円 (+90)

3月7日、ニューヨーク市場の金相場は、3営業日ぶり反落した。欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(BOE、英中銀)が新たな景気刺激策の手掛かりを与えなかったことや、最新週の米失業保険申請件数が予想を下回り、8日発表される雇用統計に対する楽観的見方が強まったことなどが背景。ECBは追加金融緩和策に関する手掛かりを与えず、BOEは国債購入計画の再開を決定しなかった。市場の焦点は2月の米雇用統計に移っている。雇用の継続的な回復が見られれば、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策が予定より前倒しで終了となる可能性もある。インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズLLCの主任貴金属トレーダー、フランク・マクギー氏は「経済指標が全体的に上向き始めたことが金相場の重しになっている。雇用統計が改善されれば、さらに下落するだろう」と述べた。金現物は米東部時間午後2時34分(1934GMT)時点で、7.87ドル(0.5%)安の1オンス=1575.44ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物4月きりはほぼ横ばいで、0.20ドル高の1575.10ドルで引けた。米下院が暫定予算失効による政府機関の窓口閉鎖を回避する法案を可決したことも、投資先としての金の立場を損ねた。東京貴金属の金相場は上伸。中心限月2014年2月先ぎりは前日比54円高の4800円、他限月は同53~57円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場が円安・ドル高に振れた上、ニューヨーク金時間外相場高を映し、手じまい買いが優勢となった。銀はNY高を映し、同1円10銭~1円70銭高とおおむね続伸。白金は同28~38円高と続伸。円の引き緩みを受け、売方の手じまいが先行して始まった後も、NY時間外高を眺め堅調を持続した。パラジウムは同40~58円高。