金 4,967円 (+53)

プラチナ 5,013円 (+24)

3月6日、ニューヨーク市場の金相場は続伸。ただアナリストらは、米株式市場のダウ工業株30種平均が史上最高値を更新したことや米経済指標が改善していることが、安全な逃避先としての金の魅力を低減させると予想している。韓国中央銀行が2月に金を追加購入したとの報や、金ETF(上場投資信託)市場からの資金流出が間もなく減少するとの期待に相場は下支えされた。ダウ工業株30種平均は良好な雇用統計などを受け、2日連続で史上最高値を更新し、未知の領域に突入した。米連邦準備制度理事会(FRB)の地区連銀景況報告(ベージュブック)で経済成長が継続しているとの見通しが示されたことも、米株式市場を支援した。RJオブライエンの上級商品トレーダー、フィリップ・ストライブル氏は「貴金属といった防衛的な取引に関心を寄せる人は減るだろう。リスクオンの地合いが強まり、市場参加者はより株買いに動いている」と述べた。金現物は米東部時間午後2時42分(1942GMT)時点で、5.64ドル(0.4%)高の1オンス=1580.70ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物4月きりは変わらずの1574.90ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間平均を20%下回った。このほか、米下院が3月27日の暫定予算の失効に伴う政府機関の閉鎖回避を狙い、9月27日まで引き続き政府機関に連邦資金を供給するための関連法案を承認したことから、デフレ懸念が薄らぎ、金相場は下支えされた。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。中心限月2014年2月先ぎりは前日比1円高の4746円と小反発したが、他限月は同1円安~3円高で取引を終えた。東京商品取引所の前日大引け時と比べ、為替相場が円安・ドル高に振れていたため、日中立ち会いは手じまい買いが先行して始まった。その後は、円相場とニーヨーク金時間外相場が、ともに小幅なレンジで推移するなど決め手を欠き、前日終値近辺でのもみ合いに終始した。銀はNY高を受け、期先が上伸。出合いのあった期先3限月は同40~50銭高で大引けた。白金はおおむね反発。NY高や円安進行に加え、堅調なNY時間外を眺め、終日強含んだ。終値は同58~69円高。パラジウムは同45~67円高で終わった。