金 4,922円 (-50)

プラチナ 4,966円 (-53)

2月27日、ニューヨーク市場の金相場は反落し、前日の上昇分をほぼ消した。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が議会証言で新たな景気刺激策を示さなかったことへの失望感や、米強制歳出削減によるデフレ懸念が背景。米株式市場の上昇も安全な逃避先としての金の魅力を低減させた。バーナンキFRB議長は26日の議会証言で、FRBの債券購入策を擁護し金相場が4営業日続伸した。27日の証言では、米失業率が数年間、より正常な水準まで低下することはありそうもないと述べたものの、予想外の発言はなかった。インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズの主任貴金属トレーダー、フランク・マクギー氏は、FRBの量的緩和策について、「バーナンキ議長が新しい手掛かりを与えなかったことで、徐々に効力がなくなりつつある」と述べた。金現物は、米東部時間午後2時08分(1908GMT)時点で、17.40ドル(1.1%)安の1オンス=1595.71ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物4月きりは、19.80ドル(1.2%)安の1595.70ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は250日間平均と同水準。FRBによる量的緩和第3弾が金相場の記録的な伸びを支援してきたが、米経済回復の兆しが重しになっている。東京貴金属の金相場は反発。中心限月2014年2月先ぎりは前日比34円高の4763円、他限月は同34~40円高で終了した。日中立ち会いは、ニューヨーク相場の急伸を受けて高寄りした。その後は円相場の引き締まりを眺めて伸び悩んだ。銀は海外高を映じ、同30~70銭高としっかり。白金も反発。NY時間外相場の下げ渋りを眺めて高寄りしたものの、戻り待ちの売りに上げ幅を削った。終値は同41~50円高。パラジウムは同15~49円高と堅調。4月当ぎりは出合いがなかった。