金 4,939円 (-17)

プラチナ 5,001円 (-55)

2月25日、ニューヨーク市場の金相場は上伸。米株式市場の大幅反落やイタリア総選挙を受けた不透明感から安全な逃避先を選好する動きが広がった。伊総選挙で「ねじれ」国会となる見通しが示され、ユーロ圏の安定を妨げる可能性があるとの懸念が高まったことから金相場は1オンス=1600ドルに近づいた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者らの最近の発言からFRBが資産購入策を縮小したり中止したりするとの見方が広がったことで、インフレヘッジとしての金の魅力が高まった。投資家は現在、将来的な景気刺激策の手掛かりをつかむため、バーナンキFRB議長の半年次金融政策報告での議会証言に注目している。メルク・ファンドのチーフ・インベストメント・オフィサー、アクセル・メルク氏は「金は下落していたため他の資産より相対的に魅力が大きくなっている」と述べた。金現物は、一時1オンス=1596.80ドルの高値を付けた後、米東部時間午後4時07分時点では13.84ドル(0.9%)高の1594.14ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物4月きりは、13.80ドル(0.9%)高の1586.60ドルで引けた。ロイターの暫定データによると出来高は250日間移動平均程度の水準。東京貴金属の金相場は高寄り後もみ合い。中心限月12月先ぎりは午前11時現在、前週末比26円高の4799円、納会を迎える2月当ぎりは同30円高の4792円、他限月は同24~30円高。日中立ち会いは、円の引き緩みを受け、手じまい買いに高寄りした。その後、円安・ドル高は一服しているが、ニューヨーク時間外相場が東商取の寄り付き時を上回って推移しているため、決め手を欠き、模様眺めで推移している。銀はNY時間外高を映し、期先が上昇。白金は同17~35円安と軟調。NY安を受け、買方の手じまい優勢で始まった後、NY時間外の下げ幅拡大を眺め、一段安となっている。パラジウムはまちまち。