金 4,956円 (+39)

プラチナ 5,056円 (-14)

2月22日、ニューヨーク市場の金相場は続伸。だが、週間ベースでは2週連続で下落となった。米国経済の見通し改善や、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和停止の観測が投資家に株式などのリスク資産購入を促したため。主要な米国経済指標の公表がない中、考えられていたより早く量的緩和を停止することを示唆した1月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が引き続き材料視された。世界的な市場の信頼感回復やニューヨーク株式市場の値上がりも、伝統的な資金回避先としての金に打撃となった。トレンドマックス・フューチャーズのポートフォリオ・マネジャーのザカリー・オックスマン氏は、「多額の資金が金市場から流出し、株式市場に流入している」と話した。米商品先物取引委員会(CFTC)がこの日発表した取組高報告によると、資金運用業者らは金先物やオプションの買い持ちを2008年11月以来の低水準にまで減らした。ディーラーらは、複数の大手投資家らが再度ポジションを積み増す兆しだと述べた。金現物は、米東部時間午後4時26分(2126GMT)時点で、4.25ドル(0.3%)高の1オンス=1579.91ドル。週間ベースでは2%近くの下落となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物4月きりは、5.80ドル(0.4%)安の1572.80ドルで終了した。出来高は250日平均を約30%下回った。S&P500種指数は年初来で6%高となり、今週はわずかに値を下げたものの1500ポイント以上をなんとか維持している。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反発。中心限月の12月先ぎりは、前日比54円高の4773円で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の下げ一服を受け、売方の手じまいなどが先行して始まった。その後、決め手材料を欠いてもみ合いとなったが、NY金時間外の堅調推移や円相場の引き緩みを背景に、大引けにかけて水準を切り上げた。他限月の終値は、同49~54円高。銀は海外高を映し、上伸。終値は、期中・期先4限月が同70銭~1円40銭高。期近2限月は出合いがなかった。白金は同6~24円安と4日続落。21日のNY安を受け、手じまい売りに続落して始まった。その後、同時間外の上昇や円安を眺め、プラス圏に引き締まる場面もあったが、取引終了間際に売られ、再び値を消した。パラジウムは総じて堅調。終値は、4月きりが同25円安、ほかが同15~30円高。2月当ぎりは約定されなかった。