金 4,917円 (-7)

プラチナ 5,070円 (-101)

2月22日、ニューヨーク市場の金相場は1%近く反発した。米国の経済指標がさえず、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和を維持するとの期待が高まったことが背景。資産買い入れを近く停止するのではないかとの見方が後退した。米週間新規失業保険申請件数や製造業景況指数、米消費者物価指数(CPI)などこの日公表された経済指標は、依然として景気回復の足取りが重いことを示しており、FRBが月850億ドルの資産購入を継続するとの見方が強まった。20日は、公表された1月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、量的緩和停止についてFRB内で意見の相違が大きくなっていることが明らかになり、インフレヘッジ資産としての金に圧力となっていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金オプションのフロアトレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「自分は今のところ、押し目買いをしている。先週から100ドルほど下げており、金相場は急落し過ぎだ」と話した。金現物は、米東部時間午後3時18分(2018GMT)時点で、14.22ドル(0.9%)高の1オンス=1576.51ドル。一時付けた7カ月ぶり安値となる1554.49ドルから切り返した。COMEXの金先物4月きりは、0.60ドル高の1578.60ドルで終了した。出来高は250日平均を約20%上回った。14日間相対力指数は前日、18付近までわずかに下げた後、この日は26まで戻した。同指数が30を下回ると、市場は売られ過ぎと判断される。金相場は前日2.5%下げ、2012年7月以来の安値となった。FOMC議事要旨の公表に加え、大手商品ヘッジファンドが買い持ちポジションを手じまうとの臆測が出たため。だが、COMEX金先物の未決済約定は0.1%しか減っておらず、トレーダーらは、問題を抱えるファンドの売りが急落を誘った可能性は低いと述べた。東京貴金属の金相場は3日続落。中心限月12月先ぎりは前日比117円安の4719円、他限月は同108~118円安と大幅下落して取引を終えた。日中立ち会いは、20日のニューヨーク金先物相場の急落を受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、NY時間外が下げ幅を広げたほか、円が東京商品取引所の寄り付き時に比べ硬化したのを眺めて一段安となったが、引けにかけては買い戻しが入り、安値からはやや値を戻した。銀は海外安を映し、同3円10銭~3円30銭安と3日続落。白金も大幅続落し、同157~176円安と3日連続安で引けた。NY安や金相場の下落を受け、買方の手じまいが先行して始まった後も、NYの一段安や円高を眺めて売られ、下げ幅を拡大した。パラジウムの終値は同113円安~変わらず。