金 4,871円 (-159)

プラチナ 5,108円 (-213)

2月20日、ニューヨーク市場の金相場は5営業日続落し、一時2.7%値下がりして昨年7月以来の安値を付けた。下落幅は昨年2月29日以来の約1年ぶりの大きさとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、労働市場が改善する前に資産購入を縮小せざるを得ないとの可能性が示された。金現物相場は米東部時間午後2時54分時点で45.67ドル(2.8%)安の1オンス1558.54ドル。ニューヨーク商業取引所(COMEX)の金先物4月きりは26.20ドル(1.6%)安の1578.00ドルで終了した。金はFOMC議事要旨公表前からすでに、大手商品ヘッジファンドが、ポジションの清算売りを余儀なくされたとのうわさが広がったため。このため、原油に主導された幅広い鉱業用商品の売りが出た。金売りは、金が1600ドルを割り込み、50日移動平均が200日移動平均を下回るデッドクロスの形となった後に加速した。メルク・ファンドのチーフ・インベストメント・オフィサー、アクセル・メルク氏は、「人々は一歩下がって『FRBは量的緩和を早期終了するのか』と自問している」と語った。東京貴金属の金相場は続落。中心限月の12月先ぎりは前日比36円安の4836円、他限月は同34~40円安で終了した。日中立ち会いは、ニューヨーク相場安を嫌気した手じまい売りに安寄りした。その後は日中始値付近でもみ合ったが、午後は為替が円高に向かったことや、NY時間外相場の伸び悩みを受け、下げ足を速めた。銀は海外安を受け、終値は同1円40銭~1円80銭安と下落。2月当ぎりは夜間取引の同5円70銭安が終値となった。白金も続落。NY高を受けて高寄りしたものの、同時間外の下げや円高を眺めて値を消した。終値は同12~31円安。パラジウムは同7円安~9円高とまちまち。4~6月きりは出合いがなかった。