金 5,030円 (-23)

プラチナ 5,321円 (+4)

2月19日、ニューヨーク市場の金相場は下落し、一時は約6カ月ぶり安値を付け、1オンス=1600ドル水準で推移した。株価上昇や世界経済見通し改善で、安全資産としての金の魅力が減退した。金現物相場は米東部時間午後4時16分(2116GMT)時点で、5.09ドル(0.3%)安の1604.46ドル。一時は15日に付けた6カ月ぶり安値(1598.04ドル)付近まで下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは5.30ドル(0.3%)安の1604.20ドルで引けた。米株価の上昇を受けてリスク選好姿勢が強まり、一時は0.5%下落した。テクニカル的な弱さも下落を後押しした。アナリストらよると、ユーロ崩壊の危機が後退し、世界経済の回復ぶりを示唆する指標も相次いでいることから、安全資産として金を買う意欲が弱くなっている。サーハン・キャピタルのアダム・サーハン最高経営責任者(CEO)は「(ユーロなどの)通貨リスクが低下したため、投資家は金買いに走る必要性はなくなった」と指摘した。ロイター通信の暫定データによると、金先物4月きりの取引高は250日間平均を約30%上回った。先週は3.5%下落。2012年5月以降で、週間ベースで最大の下落幅を記録した。トレーダーらによれば、短期的にさらに下落する可能性があるという。東京貴金属の金相場は反落。中心限月12月先ぎりは前日比26円安の4872円、他限月は同23~26円安で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場が円高に振れたのを受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、下げ幅を縮める場面もあったが、円相場の引き締まりを眺め、水準を切り下げた。銀も同20銭~90銭安と軟調。2月当ぎりは出合いがなかった。白金は同22~51円安と反落。まちまちに始まった後、NY時間外の伸び悩みと円相場の引き締まりを映して、手じまい売りが優勢となった。パラジウムは期中・期先4限月が同18円安~18円高とまちまち。