金 5,123円 (-31)

プラチナ 5,392円 (-3)

2月13日、ニューヨーク市場の金相場は下落し、1オンス=1650ドルを割り込んだ。この日発表された1月の米小売売上高が小幅な伸びにとどまったことが背景。また、15、16の両日開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控え、一部の投資家は様子見姿勢を維持した。G20会合は金取引の基調を定める材料になると予想されている。トレーダーらによると、中国が1週間にわたる春節(旧正月)連休中であることも、現物市場での買い意欲を抑えた。アナリストらによれば、米国の株価指標であるS&P500種株価指数が取引時間中としては2007年11月以来の高値を付ける中、一部投資家の関心は金などの商品から、株式市場に移ったという。貴金属ディーラー、オーラメットのトレーディング担当バイスプレジデント、ブルース・ダン氏は「景気が回復しつつある中で、株式や不動産への資金流入が増えている。中国や日本の景気刺激策でも値上がりしていない金にとっては、これは良い前兆ではない」と説明した。金現物相場は米東部時間午後3時03分(2003GMT)時点で、8.66ドル(0.5%)安の1641.74ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは4.50ドル(0.3%)安の1645.10ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を30%下回る水準。東京貴金属の金相場は3営業日続落。中心限月の12月先ぎりは前日比33円安の4955円、他限月は同31~33円安で終了した。日中立ち会いは、為替の円高を受けた手じまい売りに安寄りし、その後も水準を切り下げた。午後は円相場の引き緩みを眺めて下げ渋ったが、おおむね安値圏で取引を終えた。銀は海外高を受け、約定された期先2限月と2月当ぎりが同変わらず~2円40銭高。白金は3営業日ぶりに反発。NY相場高を受け高寄りした後、NY時間外相場の伸び悩みを眺め、上げ幅を縮めた。終値は同19~34円高。パラジウムは同29~52円高と続伸。4月きりは約定されなかった。