金 5,186円 (-42)

プラチナ 5,342円 (-32)

2月8日、ニューヨーク市場の金相場は、米株式相場の上昇に加え、米貿易赤字の改善を受けた景気への楽観論を背景に下落した。金現物は米東部時間午後3時36分(2036GMT)時点で0.2%安の1オンス=1668.11ドル。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは4.40ドル安の1666.90ドルで終了した。この日発表された昨年12月の米貿易収支では、輸出拡大と原油輸入低迷により貿易赤字が縮小し、2012年第4四半期の米経済が小幅ながら拡大した兆候が示された。またこれに先だって発表された中国の貿易収支で、活発な国内需要と景気拡大傾向が示されたことも、金相場の圧迫要因となった。中国経済が過熱すれば、中国人民銀行(中央銀行)が金融政策を緩和せざるを得なくなる可能性が出てくる。ただトレーダーらは、ユーロ圏景気への懸念の再燃と、円を押し下げようとする日銀の最近の取り組みが、金買いを誘発する可能性があるとの見方を示している。トレンドマックスのマネジング・ディレクター、ザカリー・オックスマン氏は、「金市場で注意すべき最大の要因は、欧州と日本の景気悪化の可能性だ。通貨下落への懸念から、金が改めて安全な資金逃避先として恩恵を受ける可能性がある」と指摘した。東京貴金属の金相場は3日ぶりに反落。中心限月12月先ぎりは前日比49円安の5030円、他限月は同48~50円安で取引を終了した。日中立ち会いは、7日のニューヨーク金先物相場の下落を受け、手じまい売りが先行して始まった。その後は、円相場がやや引き締まったのを眺め、水準を切り下げた。銀はNY安を映し、同1円20銭~1円60銭安と3日ぶりに反落。4、6月きりは約定されなかった。白金は同99~114円安と続落。NY安や金先物の下落を受け、手じまい売りが先行して始まった。あともNY時間外安を映し、一段安となった。パラジウムは同53~80円安。期近2限月は出合いがなかった。