金 5,228円 (-14)

プラチナ 5,374円 (-71)

2月7日、ニューヨーク市場の金相場は、乱高下となる中、反落した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言を受け、ユーロ圏についての不安が再燃した。この発言後、ユーロは対ドルで1%近く下落。金は米株、工業用商品と並んで値を下げた。ドラギ総裁はユーロ圏の経済活動は2013年後半に徐々に回復するだろうが、上向きリスクより下向きリスクが多いと述べた。テクニカルな売りは、金が上値抵抗線の55日移動平均を上抜けできなかった後、加速した。金現物は米東部時間午後1時59分(1859GMT)時点で0.3%安の1オンス=1671.44ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは、7.50ドル安の1671.30ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによれば、出来高は250日平均と同程度。米連邦準備制度理事会(FRB)のスタイン理事が、長期間低金利を維持することは金融の安定性へのリスクを引き起こす可能性があると発言したとの報道も、地合いを悪化させた。春節(旧正月)の1週間の連休を前に、金への実需も細り始めた。7日付の上海証券報によると、中国の金生産量は6年連続で増加、2012年は過去最大の403トンとなり、世界一の座を維持した。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月の12月先ぎりは前日比17円高の5079円で大引けた。一時、5081円まで上昇し、6営業日連続で過去最高値を更新した。日中立ち会いは、為替の円安・ドル高一服を受け、弱もちあいで始まった。その後も円の引き締まりを受けて下げ幅が拡大する場面もあったが、ニューヨーク金先物時間外相場の切り返しを眺めて買い戻しが増加、ジリ高の展開となった。他限月の終値は同13~16円高。銀は小幅まちまち。終値は同90銭安~10銭高。4、6月きりは出合いがなかった。白金は同80~88円高と続伸。12月先ぎりは一時5299円まで上伸、継続足で2010年4月26日以来、約2年9カ月半ぶりの高値水準を回復した。NY相場の急伸を受けて高寄り後も、NY時間外高を眺めてしっかりだった。パラジウムは同3円安~10円高で取引を終了。4、8月きりは出合いがなかった。