金 5,242円 (+6)

プラチナ 5,445円 (+77)

2月6日、ニューヨーク市場の金相場は、薄商いの中を小反発した。7日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会や、経済見通しの改善を背景とした株価の基調に注目が集まる中、狭いレンジ内での取引となった。金先物の出来高はECB定例理事会を控えて、平均を大幅に下回った。アナリストらは、急激なユーロ高が進行しているものの、ECBが利下げを検討する公算は小さいと述べた。この日の金相場は、小動きだった株式相場からは方向感を見いだせなかった。方向感を指し示す主要な経済リポートの発表もなく、5日にS&P500種が5年ぶり高値を付けたのを受け、投資家らは新たな材料を探していた。HSBCの金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は、「主要な米国株式指標が過去最高値水準付近にあり、リスク志向が改善しているため、潜在的な金投資家は様子姿勢を続けている」と話した。また、中国の旧正月に備えた在庫の積み上げが終わった後、現物への関心が低くなっており、短期的なリスク志向の変化に金相場がより敏感になっている可能性があるという。金現物は、米東部時間午後3時01分(2001GMT)時点で、4.56ドル(0.3%)高の1オンス=1677.16ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは、5.30ドル(0.3%)高の1678.80ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は250日平均を45%下回った。ドイツ銀行のアナリスト、ダニエル・ブレブナー氏は「株式のようなより伝統的資産のパフォーマンスが一段と良好になっていることが、金相場への関心を確かに弱めている」と話した。東京貴金属の金相場は大幅反発。中心限月の12月先ぎりは一時、前日比78円高の5073円を付け、5営業日連続で過去最高値を更新した。終値は同67円高の5062円。他限月は同65~67円高。日銀の白川方明総裁が任期満了前の辞任を表明したのを受け、為替の円安・ドル高が進んだことから、手じまいや強気の買いが先行して始まった。その後、円が2年9カ月ぶりに1ドル=94円台をつけるなど、円安が一段と進んだことから、金も堅調に推移した。銀は海外高と円安を映し、同1円30銭~1円70銭高と反発。白金も同127~136円高と反発。NY高と円安を受け、売方の手じまいが先行して始まった。その後、円安進行やNY時間外の上げ幅拡大を眺め、買い優勢の展開となった。パラジウムは同22~70円高と反発。