金 5,236円 (+76)

プラチナ 5,368円 (+122)

2月5日、ニューヨーク市場の金相場は、一時上昇したものの反落。米国株の堅調な伸びや景気見通しの改善が、回避先としての金に圧力となった。金は一時上昇。香港から中国への金の純流入が2012年に47%増加し過去最大となったことが背景。ロシアや韓国など新興市場国の中銀が、金への関心を改めて強めていることを示す最近の公的セクターの統計と一致している。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金オプションのフロアトレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「各国中銀が過去数カ月金を買い続けてきたが、(金先物相場は)値動きがない」と話した。金現物は、米東部時間午後2時42分(1942GMT)時点で、2.20ドル(0.1%)安の1オンス=1671.80ドル。一時は1685ドル近くを付けたが、下落した。COMEXの金先物4月きりは、2.90ドル(0.2%)安の1673.50ドルで引けた。出来高は30日平均の10%を下回った。ユーロ圏経済が安定している兆候が金への圧力になった。英金融情報会社マークイットが発表した1月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)は10カ月ぶりの高水準となった。また、米非製造業部門の指数も良かったことから、投資家を金から株式に動かした。米議会予算局(CBO)は、2013財政年度の米国の財政赤字が8450億ドルに減少し、5年ぶりに1兆ドルを下回ると発表した。金の投資家らはこの材料を消化している。東京貴金属の金相場は5営業日ぶりに総じて小反落。中心限月の12月先ぎりは前日比1円安の4995円で取引を終えた。夜間取引では、先ぎりが一時、同14円高の5010円と過去最高値を更新した。しかし、日中立ち会いは為替の円高・ドル安を受けた買方の手じまいなどに、軒並み安寄りした。その後、円相場がやや引き緩んだほか、ニューヨーク金時間外の底堅い動きを眺めた買いが入り、全般に下げ幅を縮小した。他限月の終値は、6月きりが同変わらず、ほかが同1~4円安。銀は海外安を映して反落。終値は、同30銭~1円20銭安。白金は同40~54円安と3日ぶりに反落。円高を受けた手じまい売りに安寄りした後も、NY時間外の軟化を眺めて一段安となった。ただ、大引けにかけては円の引き緩みを眺めて下げ渋った。パラジウムは軟調。約定された期先2限月の終値は、同34~35円安。