金 5,157円 (+67)

プラチナ 5,235円 (+94)

2月1日、ニューヨーク市場の金相場は、前営業日の上昇を受けたテクニカル要因による売りが出る中、現物が1%近く下落した。今後の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策見通しを占う手掛かりとして、1日発表の米雇用統計が注目されている。10~12月期の米国内総生産(GDP)が予想外の減少だったことを受けて金相場は30日に上伸。FRBが同日、月間850億ドル規模の債券買いの継続を表明する中、金相場は上げ幅を維持した。ただトレーダーによると、金相場が1月に、1オンス=1700ドルの主要な上値抵抗線の突破に幾度も失敗したことが、テクニカル要因による売りを誘った。金現物は、米東部時間午後2時14分(1914GMT)時点で、15.45ドル(0.9%)安の1オンス=1661.25ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは19.30ドル(1.1%)安の1660.60ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は250日平均を10%ほど下回る水準。4月きりは19.6ドル安の1662.0ドル。アナリストによると、FRBが景気刺激策を撤回するのは時期尚早であることを市場は既に織り込んでおり、30日の連邦公開市場委員会(FOMC)後のFRB声明に対する金相場の反応が控えめだったのはそのためだという。トレーダーによれば、31日発表された統計で12月の米個人所得の伸び率が改善したことも、安全資産としての金の魅力を損ねた。投資家は米労働市場の状況を探るべく、1日発表される米雇用統計の非農業部門就業者数を待っている。アナリストは、金が依然、1700ドルの堅固な上値抵抗線に直面していると述べている。現物市場では、金の買いは今週勢いを弱めた。旧正月を控えた、中国や他のアジア市場での買いだめが終わりに近づいたほか、十分な在庫を有するインドの買い手が模様眺めを続けたことが背景。東京貴金属の金相場は3日続伸し、連日で上場来高値を更新。中心限月12月先ぎりは前日比18円高の4943円、他限月は同17~19円高で取引を終えた。先ぎりは一時、4946円まで買われ、前日記録した最高値(4944円)を上回った。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の下落を受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、もみ合いが続いたが、為替相場が1ドル=92円台に乗せ、円安が進んだ上、NY金時間外高を受け、水準を切り上げた。銀は海外安を映し、同10銭~1円安と3日ぶりに小反落。白金は同29~35円高と反発。高寄り後、円安を背景に水準を切り上げた。パラジウムは期先2限月が同7~11円高と反発。