金 5,049円 (+41)

プラチナ 5,123円 (+65)

1月29日、ニューヨーク市場の金相場は、5営業日ぶりの上伸となった。ショートカバーや、米金融緩和政策の継続見通しが相場を押し上げた。白金やパラジウムの相場も反発。供給懸念や需要回復期待がファンド筋の強い買い意欲を誘った。白金は前日2%近く下落した。金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を翌日に控えて上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)は超低金利政策を継続するとみられる。SICAウェルスの最高投資責任者であるジェフリー・シーカ氏は「FRBからは同じような内容の政策が出てくるであろう。よって、量的緩和が少なくともしばらくの期間続くと予測できる」と語った。金現物は、米東部時間午後1時55分(1855GMT)時点で、7.70ドル(0.5%)高の1オンス=1662.04ドル。28日に付けた2週間半ぶり安値の1651.93ドルから回復している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、7.90ドル(0.5%)高の1660.80ドル。出来高は250日平均を40%超上回る水準。2月の第1告知日の金曜日を控えた、2月きりから4月きりへのロールオーバー(乗り換え)が背景にある。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のデータによると、相場が4営業日続落した後で、COMEX先物の取組高は28日に4%減少した。トレーダーらはこれについて、一部の投資家が大幅下落を受けて弱気なポジションを買い戻していることが考えられると述べた。ドル指数の下落と米株価上昇も金相場を押し上げた。東京貴金属の金相場は小幅続落。中心限月の12月先ぎりは前日比4円安の4866円、ほかは同3~4円安で大引けた。日中立ち会いは、28日のニューヨーク金先物が3週間ぶりの安値に沈むなど続落した上、朝方は為替が円高・ドル安方向に振れたことから、買方の手じまい先行で始まった。ただ、その後はNY時間外高や円の緩みを背景に、下げ幅を縮めた。銀は海外安を受け、同50銭~1円70銭安と続落した。白金は4営業日ぶりに反落。NY安と円高を映して安寄りした。その後はNY時間外の上伸を眺めて下げ渋り、同58~77円安で大引けた。パラジウムは同10円安~14円高とまちまち。