金 5,008円 (-36)

プラチナ 5,058円 (-102)

1月28日、ニューヨーク市場の金相場は軟化した。オプションの期限到来絡みの売りが出た。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と米雇用統計を控え、投資家は様子見姿勢を取った。白金相場はこの日、1カ月超ぶりの大幅下落を記録。英資源大手アングロ・アメリカン傘下の白金世界最大手アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)が大規模な人員削減を延期することに同意したとの報が、供給懸念を和らげたことが背景。南アフリカ当局、アムプラッツ、そして労働組合が、最大1万4000人の人員削減につながる可能性のあるリストラ案を延期し、話し合いを続けることで合意したことを受け、白金相場は1.2%下落した。白金現物相場は米東部時間午後3時13分(2013GMT)時点で、1.2%安の1オンス=1661ドル。一時は1月16日以来の安値となる1655.24ドルまで下げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の白金先物4月きりは32.70ドル安の1662.20ドルで引けた。テクニカル要因による売りも白金相場を圧迫。同相場は10月前半以降、1700ドルを上回って引けたことがない。金市場は、ロシアとトルコの中央銀行がそれぞれ12月に金準備を増やし、一方でイラクが11月に金準備を約25%減らしたとの報をほとんど材料視しなかった。金現物は、米東部時間午後3時13分(2013GMT)時点で、3.99ドル(0.2%)安の1オンス=1654.50ドル。先週から引き続き下げている。先週は1.5%安と、週間ベースで1カ月ぶりの大幅下落だった。COMEXの金先物2月きりは3.70ドル(0.2%)安の1652.90ドルで引けた。出来高は250日平均を約60%上回る水準。2月の第1告知日の金曜日を控えた、2月きりから4月きりへのロールオーバー(乗り換え)が原因。トレーダーらによると、28日の取引終了後にCOMEXの2月オプションが期限を迎えることや、店頭オプションの期限が29日に控えていることも金相場の重しとなった。アナリストらによると、30日の米FOMCでの政策声明と、1日の米雇用統計が、金相場の次の目先の方向感をもたらす公算が大きいという。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに小反落。中心限月の12月先ぎりは、前営業日比4円安の4870円で取引を終えた。日中立ち会いは、為替の円安・ドル高を受け、買い戻しなどが先行して始まった。ただ、その後は円安一服を眺めた手じまい売りに引き緩み、大引けにかけてマイナス圏でのもみ合いが続いた。他限月の終値は、同4~7円安。銀は海外安を映し、期先が反落。終値は、2月当ぎりの同20銭高を除き、同60銭~1円安。期近4月きりは出合いがなかった。白金は同30~38円高と3日続伸。NY高と円安を背景に高寄りした後も、NY時間外の底堅い推移を眺め、堅調に推移した。パラジウムは軒並み上伸。終値は、同56~74円高。