金 4,976円 (-37)

プラチナ 4,996円 (-42)

1月23日、ニューヨーク市場の金相場は、前日に付けた1カ月ぶり高値から反落。世界経済の改善を示す兆候を受け、回避先としての金への関心が抑制された。欧州委がこの日発表した1月のユーロ圏17カ国の消費者信頼感指数(速報値)はマイナス23.9と、前月(改定値)のマイナス26.3から改善。また、ロイター通信のエコノミスト調査で、今年の世界経済はアジアの成長回復によりやや上向くとの見通しが示された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金オプションのフロアトレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「経済が上向く中、投資家が金をこれ以上保有する理由があると思わない」と述べた。だが、強い買い意欲や押し目買いが確実に金相場を支えており、一段安を回避していると指摘した。金現物は、米東部時間午後2時28分(1928GMT)時点で、6.64ドル(0.4%)安の1オンス=1684.96ドル。前日には1カ月ぶり高値となる1695.76ドルを付けたが、投資需要減退やケイ線要因から上昇基調を維持できなかった。COMEXの金先物2月きりは、6.50ドル(0.4%)安の1686.70ドルで引けた。ロイター通信の暫定統計によると、出来高は250日平均に沿う水準。2月きりから4月きりへの乗り換えが出来高を支える一因となった。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は0.3%増加した。だが、SPDRは今年に入り15トン近く減少している。東京貴金属の金相場は3営業日続落。中心限月12月先ぎりは前日比56円安の4815円、他限月は同54~58円安で取引を終了した。日中立ち会いは、円相場の引き締まりを受け、安寄りした。その後、下げ渋る場面もあったが、ニューヨーク時間外安に加え、午後に入り為替相場で円高が進んだのを映し、一段安となった。銀は円高を映し、同30銭~1円20銭安と続落。4月きりは出合いがなかった。白金は同35~44円安と反落。NY高を受け強含みで始まった後、円高やNY時間外安を眺め、マイナス圏に沈んだ。パラジウムは期先3限月が同6~27円安。