金 5,063円 (+2)

プラチナ 5,046円 (-21)

1月18日、ニューヨーク市場の金相場は、1月の米ミシガン大消費者信頼感指数が1年超ぶりの弱い内容だったことを受け、小反落した。取引前半には中国の国内総生産(GDP)統計などがポジティブな内容だったことから上昇、前日付けた1カ月ぶりの高値に近い1オンス=1694.90ドルに達した。ただ、連休を控えた米国で、消費者の弱いセンチメントが示されたため下落に転じた。金現物は米東部時間午後3時40分時点で、1オンス=1685.44ドル。週間では1.3%高と過去2カ月で最大の上昇率だった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりは、3.80ドル安の1687.00ドルで引けた。HSBCのアナリスト、ハワード・ウェン氏は「金については、予想を上回る中国GDPが示された後、中国を中心にアジアからの良好な現物需要があった。2月10日からの春節に向け現物買いが回復すると予想している」と述べた。アナリストによると、金相場は50日間移動平均の1696ドルを若干下回る水準でとどまっており、この水準は心理的な節目の1700ドルとともに、テクニカルな上値抵抗線を示しているという。HSBCのウェン氏は「1700ドルの水準でいくつかのテクニカルな抵抗線があり、金相場がさらに上昇するには同水準を突破する必要がある」と述べた。ある市場参加者は、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を継続するとの観測や米財政問題への懸念が長期的には、インフレや不透明感に対する安全な逃避先として金を魅力的なものにするだろうと述べた。東京貴金属の金相場は大幅続伸。中心限月の12月先ぎりは日中立ち会いで、前日比115円高の4911円まで上昇し、夜間取引で付けた過去最高値(4907円)を塗り替えた。終値は、同112円高の4908円。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の上昇や為替の円安進行を受け、売方の損失覚悟の手じまいや強気買いが先行して始まった。その後、買方の利食いに伸び悩む場面もあったが、取引終盤にはNY金時間外の底堅い動きや円の引き緩みを眺めて買い直され、大引けにかけて水準を切り上げた。他限月の終値は、同112~117円高。銀は海外高と円安を受けて上伸。終値は同2円10銭~3円高。白金は同134~145円高と大幅続伸。NY高と円安を背景に高寄りした後も、NY時間外の底堅さなどを眺め、買いが膨らんだ。パラジウムも堅調。終値は、同44~58円高。