金 4,986円 (+2)

プラチナ 4,959円 (+85)

1月14日、ニューヨーク市場の金相場は、白金高につれて小幅高となった。農産品やエネルギー相場の上昇も下支えとなった。白金生産世界最大手、アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)がユニオン鉱山を売却、もしくは閉鎖する公算が大きいとの報が、白金相場を押し上げた。金現物は0.3%高の1オンス=1666.65ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の2月きりは8.80ドル高の1669.40ドルで引けた。金相場は2012年10~12月期に、四半期としては4年以上ぶりの下げ率を記録しており、金の投資家らは引き続き相場に神経質となっている。金融市場全般は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演待ちとなっている。市場の関心は、FRBによる最新の量的緩和措置がどの程度継続されるのかに関して、議長が踏み込んだ内容を示唆するかどうかに集まっている。長期的に見れば、米国の債務上限の引き上げに関する交渉が、今後数カ月間の金相場の下支えとなるかもしれない。ゴールドマン・サックスはノートで、「最近の下落は、債務上限に関する交渉が本格化する前に、新たに戦略的なロングを再構築するための良い入り口となると判断している」と指摘した。一方でゴールドマンは、米経済指標が改善し、金融緩和の効果を上回れば、金相場は下落するとの見通しを示している。東京貴金属の金相場は3日続伸。中心限月12月先ぎりは前日比80円高の4795円で終了、一時4820円まで上昇し、継続足で2011年9月7日以来1年4カ月ぶりに上場来高値を更新した。他限月の終値は同78~80円高。10日のニューヨーク金先物相場の急伸や円安・ドル高が進行したことを受け、手じまいや強気の買いが先行した。東工取の日中取引時間中は円安が一服した上、NY時間外が軟調に推移したのを眺め、伸び悩む場面も見られたが、終日堅調だった。銀は海外高を映し、3日続伸。同1円90銭~2円30銭高で大引けた。白金は同135~141円高と3日続伸。NY高や金先物高に追随して買われ、12月先ぎりは一時4728円と11年8月23日以来1年4カ月半ぶりの高値を付けた。パラジウムも同34~53円高としっかり。