金 4,984円 (+109)

プラチナ 4,874円 (+166)

1月10日、ニューヨーク市場の金相場は、年初来最大の上昇となった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言で、早期の追加利下げはないとの見方が広がった。金現物は、米東部時間午後3時03分(2003GMT)時点で1.1%高の1オンス=1675.70ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりは22.50ドル(1.4%)高の1678.00ドルで引けた。金は先週、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、一部委員が量的緩和の前倒し終了を望んでいることが明らかになり、1625ドルを割り込む4カ月半ぶり安値を付けていた。それ以来の反発は3%。ロジック・アドバイザーズのパートナー、ビル・オニール氏は「FOMC議事要旨以来、金は売られ過ぎだった。FRBが景気刺激策を止めるために何かをすぐやるとは思わない」と語った。ユーロが対ドルで1.5%上昇したことや石油先物の堅調も支援材料だった。12月の中国貿易統計で、輸出が予想を大幅に上回って急増したことも、金相場を押し上げた。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月12月先ぎりは前日比28円高の4715円、ほかは同27~30円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場が円安・ドル高方向に振れたことから、売方の手じまいが先行して高く始まった。その後はもみ合いが続いたが、大引けにかけてはニューヨーク金時間外相場の堅調さを背景に、水準を上げた。銀は円安とNY時間外高を映してしっかり。終値は同30~70銭高。白金は同91~100円高と大幅続伸。NY高や円安を受けて高寄りした。その後も、NY時間外高を眺め、買われた。先ぎりは継続足として一時、2011年9月12日以来、約1年4カ月ぶりの高値を付けた。パラジウムも、同58~76円高と続伸した。