金 4,875円 (+48)

プラチナ 4,708円 (+103)

1月9日、ニューヨーク市場の金相場は、薄商いの中を反落した。ただ、中国やインドなどアジア勢の好調な現物需要が示されたことに下支えられた。前日は日銀が1月の金融政策会合で追加緩和を検討するとの観測が広がり1%近く上昇した。市場では、前週に公表された12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、複数の委員が2013年末のかなり前に量的緩和策を縮小あるいは中止するべきだと考えていることが示されたため、慎重な地合いが続いている。ビジョン・フィナンシャル・マーケッツの金属取引部門ディレクター、デービッド・メガー氏は「市場は現在、10日に開かれる欧州中央銀行(ECB)定例理事会と今月末のFOMCを注視している」と述べた。貴金属市場は、イングランド銀行(英中銀)とECBの金融政策に関する手掛かりを得るため、当局者の発言に注目している。またアナリストは、来週発表される米国の小売売上高、消費者物価、住宅着工件数など一連の経済統計が金相場の新たな材料になる可能性があるとみている。金現物は米東部時間午後3時02分(2002GMT)時点で、2.40ドル(0.1%)安の1オンス=1656.20ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりは6.70ドル(0.4%)安の1655.50ドルで終了。ロイターの暫定データによると出来高は30日間平均を約20%下回った。テクニカルな売りも相場の重しとなった。東京貴金属の金相場は反発。中心限月の12月先ぎりは、前日比39円高の4687円で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場高を受け、売方の手じまいなどが先行して始まった。その後も、底堅く推移するNY金時間外相場や円相場の引き緩みを眺め、軒並み引き締まった。他限月の終値は、同38~41円高。銀は海外高を映し、小じっかり。終値は、出合いのなかった期中6月きりを除き、前日比50~90銭高。白金は前日比75~83円高と反発。NY高や金先物の上昇を背景に、手じまい買いが優勢となった。パラジウムも堅調。終値は、約定された期中以降の4限月が同5~27円高。