金 4,724円 (-29)

プラチナ 4,521円 (+8)

12月18日、ニューヨーク市場の金相場は下落。テクニカルな売りが出たほか、米国「財政の崖」回避に向けた協議が合意に近づいているとの見方から、一時は8月以来の安値をつけた。金相場は11月2日以来、最大の下げを記録した。ただ、相場は1オンス=1660ドルの重要な支持線を維持している。サーハン・キャピタルのアダム・サーハン最高経営責任者(CEO)は、「金相場がこれら重要な支持線を守れなかった場合、テクニカルな売りの新たな波が続くと見込むべきだ」述べた。金現物は、前日終値比31.75ドル(1.9%)安の1オンス=1665.90ドル。取引序盤には、一時1661.01ドルと8月31日以来の最安値を付けた。だが、その後、支持線からは反転し、下げ幅は限られたようにみえる。テクニカルでは、18日の下げで金価格の相対力指数(RSI)は33となった。市場が売られ過ぎと判断する30以下に近づいている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、27.50ドル(1.6%)安の1670.70ドル。出来高は30日平均付近。金価格は過去11週間のうち9週間で下落。こうした状況が続けば、金融危機を迎えた2008年第3四半期以来、四半期としては最低のパフォーマンスとなる下落率6%を記録しかねない。東京貴金属の金相場は反発。17日のニューヨーク金が小高く引けたことから、買い戻し先行で始まり、その後もNY時間外高を背景に堅調に推移した。銀はNY時間外の上昇を受け、同40銭~1円高としっかりに引けた。白金も反発し、同14~18円高で終了した。NY安を映し、安寄りした。しかしその後は、NY時間外の引き締まりになびいて切り返した。パラジウムは12月当ぎりが買い戻しに同85円高、ほかは同6円安~5円高と小動き。