金 4,753円 (-4)

プラチナ 4,513円 (-22)

12月17日、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。米国の「財政の崖」をめぐる協議進展の兆しが圧迫材料となり、資金の避難先である金への投資を鈍らせた。日本の安倍晋三次期首相が、成長押し上げのため、より積極的な政策を求めていることを背景に、日銀が緩和的な金融政策を取るとの期待から、取引序盤に金相場は上昇した。だが、米下院のベイナー議長(共和)とオバマ大統領が同日、「崖」回避に向け再度会合を持ったことから、値を消した。ベイナー議長が週末、富裕層増税を含む案を提案し、協議進展の可能性が出てきたとみられる。金相場は先週まで3週続落となった。米ブローカーのINTL・FCストーンの金属アナリスト、エドワード・メイア氏は、「価格が急落した場合、金は結果として下落傾向となるだろう。短期的には引き続き警戒している」と述べた。金現物は0.95ドル(0.1%)高の1オンス=1696.04ドル。比較的狭い13ドルのレンジで取引されていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、1.20ドル高の1698.20ドルで終了した。出来高は30日平均を50%以上下回って終わる見込み。東京貴金属の金相場は反落。為替の円安を受け、続伸して始まったものの、その後はニューヨーク金時間外相場が下落したことから、買方の手じまいに押され、軟調に推移している。銀は海外安を映し、軟調。白金は反落し、同時刻現在、同4~19円安。高寄り後、NY時間外安を背景に、売り優勢で推移している。パラジウムは高い。