金 4,733円 (-18)

プラチナ 4,505円 (-35)

12月13日、ニューヨーク市場の金相場は反落。雇用が劇的に改善すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和を転換する可能性があるとの懸念から、ファンド筋が強気ポジションを縮小した。金相場は今週初めて、1オンス=1700ドル台を割り込んだ。米国の「財政の崖」めぐる懸念が、安全資産としての金の魅力の後退につながった。新年からの増税懸念により機関投資家は金先物でのポジション解消を加速、金相場に対する圧力となった。FRBは前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、失業率が6.5%に低下するまでゼロ金利政策を継続すると表明。アナリストらによると、この方針を受け、FRBが金融緩和策を転換する可能性があるとの観測が台頭した。RJオブライエンのシニア商品ブローカー、フリップ・ストレイブル氏は「景気が一定の回復をみせれば、失業率6.5%は予想よりも早く達成される可能性がある。このため、長期のファンドは金に対する過剰な買いポジションを圧縮している」と話した。11月の米失業率は7.7%と4年ぶり低水準に改善したが、エコノミストの多くは近く6.5%へ低下するとは予想していない。金現物は、1%安の1オンス=1694.21ドル。序盤には1週間ぶり安値の1688.94ドルまで値を下げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、21.10ドル安の1696.80ドルで引けた。ロイター通信の暫定統計によると、出来高は過去30日平均を約15%下回った。東京貴金属の金相場は5日続伸。ニューヨーク相場高と為替の円安を受けて高寄りした。午前中、同時間外相場の下げになびいて値を消す場面もあったが、切り返した。銀は海外高を受け、堅調。終値は夜間取引の約定分を含め、同20銭高~1円40銭高。白金は同4~11円安と5営業日ぶり反落。NY高を受けて高寄りしたものの、その後は同時間外取引相場の下げになびいて値を消した。パラジウムは約定された10月先ぎりなど3限月が同10円安~変わらず。